着物の丸洗い

着物の丸洗い=ドライクリーニングで最も重要なポイントは、溶剤の管理となります。
使用する溶剤の種類はもちろん、ドライ機械内にある水分管理をすることで、着物生地を傷めることなく仕上げます。また、脇や帯下など汗を吸っている箇所には、エアーブラシによる部分洗いをおすすめいたしております。
ネットに入れて、きもの専用ドライ機に。
真空乾燥機で乾燥します。
一昼夜、冷暗室で溶剤の臭気を取り去ります。
丁寧にアイロンを掛け仕上げます。
染み抜き
しみ抜きは、どの作業を始めに行うかが重要なポイントとなります。薬品の使用順を間違えると、シミが抜けなかったり生地を傷めてしまいます。そのため、職人の経験値から厳選した20種類の薬品を使用し、生地への負担を極力抑えながら作業を行います。


仕立て直し
着物の良さは、親から子供へ、子供から孫へと代々受け継がれていくところ。
そのため、着物を一からほどいて縫い直す仕立て直しの技術が重要となります。
お客様の大切な着物を経験豊富な職人が、一枚いちまい丁寧に手縫いで仕上げさせていただきます。
洗い張り
洗い張りは、着物を解いて反物の状態に戻して洗い、布のりを引き、湯のしや伸子張りで反物の幅を整えることをいいます。
水洗いして汚れとのりを落とし、新たに布のりを引くことで風合いを取り戻し、生地を蘇らせることができます。
仕上がりは、反物の状態となりますので着物にするためには仕立てを行うことが必要となります。
着物の制作
